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「かくしごと」 3巻感想。 [本]



3巻は漫画家ネタや業界ネタが多めで、義父らしき人物の登場や、去年開催された久米田先生自身のサイン会で実際に起きたのであろうネタが多く、読み返す事も多くなりそうです。


いつも通りのギャグは、1話目で、姫が宿題で絵を描く事になり、自分の絵の上手さについて聞かれて、「あまり上手に答えるとバレてしまうのでは」と、上手く誤魔化し、どうにか乗り切りますが、その過程で絵画教室に通い、ボランティアで、偶然絵を教えていた知り合いの女子高生が、絶妙に噛み合ってない会話で「私に会いにきたの」と勘違いしたり、その後偶然会った姫ちゃんの担任に、絵に手心を加えないか疑われたので、一人で絵を描いた事を照明するために、遠くから絵を見てもらうのですが、先生がそれをデートの誘いを勘違いし、当日一人で動物園で後藤親子を見ているのを生徒に見られ「先生の恋人は少し遠いトコにいるの」と返したせいで、恋人が死んだのだと勘違いされるシーンは、流石の流れでしたね。

その話の最後で、姫の描いた「動物から見たお父さんと私」という絵がどこかで見た気がすると思い、それが母親がいて姫が赤ん坊だった時に動物園で撮影した写真だった事に気づき、最後はその写真を鎌倉に持っていく事にしますが、写真の後藤先生が笑顔だったのを見ると本当に幸せな家庭だったんでしょうね、お母さんに一体なにが?


その後も、姫に毎年のように送られるランドセルがいつも通りに来て、その相手「どう説明したらいいのか分からないから辞めてくれ」と話しますが、その相手に「まだ恨んでるのか」と言われ「恨んでないと言えば嘘になる」と返した辺り、あまり穏やかな関係ではないようですが、「親になったからコッチの気持ちも分かるんじゃないのか」と言われて、自分の漫画のネタ(下ネタ)を出されて「そんな事を言う相手に娘をやれるか」と聞かれ「やれるわけねーだろ」と返した辺り、恐らく義父に当たるであろう人物なのでしょうが、恨んでるどうこう言ってる辺り、結婚の申し込みの時には相当揉めたんでしょうね。

ただ、母親の事になりますが、いなくなった理由が死亡とかだったら姫が可愛いとは言え、後藤先生には会わない、厳しい態度をとりそう気もしますが、それもなく「また会おうや」と言ってる辺り別の理由なのか……

仮に死別だったとしても、結婚の事は、最後は娘の意思を尊重して自由にさせて、死んだ理由が結婚とは関係ない事(姫が赤ん坊の時にいたから出産ではない)で、娘の死を乗り越え、今は孫である姫を大事に思っているってのもありそうな気もしますが……

因みにその話のネタが「自分がしてやってるではなく、させてもらってる」という考えだったらというネタで、「俺は姫を育ててるんじゃない、育てさせてもらってるんだ」と思うシーンがあるので、やはり姫を育てる事については相当揉めたんじゃないかと思います。


ちょっと想像したら暗くなりましたが、その後の後藤先生が、姫とのお出かけと自分のサイン会を両立させるエピソードでは、最初は客がサクラなんじゃないかと自虐するも、自分のサインをもらって喜んでくれる客、子供と一緒に並んで「下ネタ書いてるけどいいんですか?」と聞いたら「親子でファンです」と返され、自信を取り戻したり、去年のサイン会で、もしかしたら実際にあったとまではいかなくても、それに近い事はあったんじゃないかというエピソードがあって、ちゃんとファンもいてくれるんだなと、少し心が温かくなりました。


そして、最初と巻末にある描き下ろしの高校生姫のエピソードは、母が残してくれた歳が書いてある箱は、姫がその歳になれば必要になるであろう物が収められていて、時間が経ったせいで流行りに合わないような物があるも、「母が存在した時間を感じられ、余計に愛おしく思えてしまう」と、珍しく(初めて?)姫が母親の事を述べるシーンが出て、途中で箱の文字に違和感を感じて、父親の字と比較し、途中から母親じゃなくて父親が用意してくれたのだと箱を抱きしめて、箱の中身は次巻というトコロで終了。


3巻は、サイン会エピソード、義父らしき人物の登場、今までより母親の事に触れた内容と、今後考察したりする時に、色々読み直す事になりそうな内容でした。

サイン会のエピソードは読んでると、作品展には行けたものの、サイン会は東京大阪両方落選したのが本当に悔しいなと思えてきました゚(゚´Д`゚)゚


4巻は、発売月の情報も出てない辺り多分6~7月辺りに出るんじゃないかと。
そういえばそろそろなんくる姉さんの新刊が出る頃か。

ではでは。


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